開設を祝す乾杯の辞に代えて

-ナッシュの普遍解とは?-



       ── ナッシュ説く普遍の解とは「僕」でなくその前に立つ「君」の影法師 ──






●「改題でがんす」初めまして

 今晩は。三文職業ライターオフィス嘱託番犬黒犬のハンフリー来暮雨ことハンフリー来暮雨です。本来ならばここで、ハンフリー来暮雨の「カモカモ」サイト開設の辞を挙げる。さらに、開設に至る努力とその経緯をざっと説明する。僕の来歴と自己紹介とか、今後の意気込みと施政方針をのぶるのが、道行きとは存じ上げます。

しかし、今日は実は夜遅い。また開設に至る努力らしきものが実は僕側にちょいない。全て所沢サイバーメデイアスクール任せというかっこわりぃ現実もあります。木美原先生、宮川先生、ありがとうございます。皆様、皆様、どうも、どうも、ありがとうございます。ハンフリー来暮雨はここまでやってきました。

皆様がいて、僕がいるの、ハンフリー来暮雨です。ハンフリー来暮雨にどうぞ、どうぞ、清き一票をつって、もう選挙おわっとるがな。本当に。どうも、どうも。と言いつつ、実はまだ僕の他に訳80名しかこのページを見たであろうとおぼしき人はいない。だって、80名しか関係者およびお知らせ先がないので仕方ないです。なので、記念すべき門出を祝ってくるのは80名様あなた達です。




●ここではイワンが薀蓄がある!

 ここで僕は、さる2月28日(日曜日)に後輩君に出して無視された(がく!)ある機密文書の末尾を引用して、開設の辞とすることにしたいと思います。ここにあるような、普遍と永遠と未来への追究の場所にここがなることを祈ってやみません。あの、なんちゅうんでしょうか、2~7月なので5カ月位あれば、僕もイチローの2004年の262安打記録みたいに快音を響かせてやまない日があるって訳です。

ちなみにアミノフェールは僕の後輩の得意先がバレンタインにくれた自社商品の名前ですが、すごく売れたという話も、あれを作って失敗したという話も両方聞いておりません。

にゃので、そういうやや地味目な渋くて足回りのいいサイトになることが当面の目標と言えます。イヴァンは僕の大好きなイワン・カラマーゾフ(正確にはイヴァン・カラマーゾフ)氏のコメントがこの親書の頭の辺りでさりげなく触れられているからだけど、そういう蘊蓄はここではイワンかったことにしてと、略略。テステス、マイクは2010年2月28日(日)のハンフリー来暮雨氏に手渡しました。ええ、本日は晴天なり、本日は晴天なり、どうぞ>トランシーバー調。




●アミノフェールビッチな日曜日

 以上ここに書かれてきた話はすでに親書の域意を超えております。そのものずばり、愛と饗宴の方程式です。で最後に、僕的になんで普遍があるのか? 僕ならば、ここで2つの引用を話を締めたいと思います。まず、ゲーム理論(ナッシュ交渉解!)の数学者ジョン・ナッシュのノーベル賞演説、 私は数(個)を信じます。理(普遍)を導く方程式や理論、一生をそれに捧げた。今問うのは倫理とは何か? 理の定義は? 

答えを追って私は理学的な哲学的な世界を旅し、幻覚にも迷い、戻りました。そして、ついに学んだのです。人生で一番重要なこと。謎に満ちた愛の方程式の中に理は存在するのです。その答えはあなたがた (You)です。 本当に最後に、プラトンの『饗宴』の某解説書の引用をして結びます。 愛の力は足りないものを求める力であると同時に豊かさを分かち合う力でもある。その両面を持ってる。

愛とは不思議な力だ。だから、人間の愛は神だけのものではないのに神の力を主張してくる。人間の愛は永遠(普遍)を求める。生きとし生ける全てのものは死にゆく運命で、それは動物でも人間でも同じである。しかし、人間だけが持つ高次の愛は肉体だけでなく、精神の力で自分を永遠(普遍)に近づけようとする力を持っている。英知を目指し美の大海に出でた者は、美のイデア(存在の真の姿)を見て、驚嘆に満たされる。







●もしも、僕が正しく哲学を学んだならば

 正しく学習し哲学を学んだ者には、イデア界が見えるようになる。そして、現実の生活がどうでもよくなる。イデア界のことで頭が一杯に夢中になるからだ。ソクラテスなんかは、実にしばしば頭に電流が走り続けてぼっうとしたような状態に陥り、何時間も立ちすくんだりする人だった。

だから、プラトンは先生がイデア界に夢中になっていたと考えていた。そして、ソクラテス本人は、ダイモーンの声を聞いていたと考えていた。PS、てな訳で。本日は妹の個別的お兄さん、僕の個別的お兄さん(15年前に遡る歴史上の)それぞれにあるコノテーションを交錯させて、その交点に「普遍的お兄さん」を導き出す大変な力業をしました。

僕はサルトルか? と自分突っ込みしつつ。僕達は、本当に「これはないよ」という位の大喧嘩をしてその後仲直りしました。妹は泣くばっかりで、怒ってるのか、あきらめてるのか、感動してるのか、ちっとも分かりません(???)。






●ボギー、俺をトイレで泣かすなちゅうの

 ただ、二人でおいおい号泣して、「兄さんはどんなに仁子に嫌われたとしても家族だからずっとそばにいて仁子を好きでい続けるぞ。嫌いでも好きでも助けてやり続けるから、やめないからな。それが家族なんだからな。お兄さんとやっていけるか?」と尋ねたら、こっくりと肯いてくれたのは確かです。

泣き止んだ後、2人でコーヒーを飲んで、勉強をさせて、勉強が済んだら普通に無駄口を叩き合いました。相変わらず仲良しは仲良しです。不思議な日だったなあ。 そんな訳で大変楽しい気分転換ができました。ありがとう。サワティ卿殿。後、さっきウディ・アレンの『ボギー! 俺も男だ』のストーリーを(トイレで)読んで結構泣けました。いろいろあるけど男の友情は普遍だ。ああ、さっぱりした。ちゃお!(了)

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